豚暦

豚に足跡なく月日あるのみ

インターネット・エンゲルス、ただいま参上!

世代的に私は“古き良き”平成のインターネット民なのだが、あまりメジャーなものを摂取していないなーと思う。ここでは、私の体験した平成のインターネット遍歴について思い出したことを書いていきたい。

 

おそらく、インターネットを使って自分で検索したりするようになったのは、小学4年生の頃からである。確かフラッシュゲームとかを見ていた気がする。一番好きだったゲームは無個性戦隊○○レンジャーで、今でもそこそこ上手いと思う。

 

小学5年生の時はスーパー正男をよくやっていた。マリオのパロディで、敵キャラがポケモンもどきのあのゲームである。「正男メーカー」という、視覚的にステージを作れるサイトがあり、そこで自作のステージを作って投降したりしていた。

より文化的なネットライフとしては、掲示板荒らしが挙げられる。ポケモンピンボール掲示板にしょうもない投降をしては、他の暇人たちに「精神年齢低いぞ……」「いや、この人は実年齢も低い」と突っ込まれたりしていた。慧眼なるかな、暇人。

 

ここまでは健全なネット民だが、小6で不健全になってくる。歴史の調べ物をするという、健康的過ぎるネットの使い方をしまくるようになったからである。知りたい人物の名前を調べては理解できる範囲で読む(好物はウィキペディアの「人物・逸話」の項目)という、極めて一般的なオタクの餓鬼のすることをやっていた。

 

中学生になってからは、ニ○ニコ動画で替え歌○史シリーズを見たり、ヤフー知恵袋で歴史をメインにバトったり、ヤフーブログでしょうもない歴史記事を書いたりして遊んでいた。あとは無法時代のようつべで(おそらく著作権法無視で投稿された)クレヨ○しんちゃんなどを見ていた。

 

ざっとこんなもんである。健全であろう? 2ちゃんの文化にはほとんど触れていないし、その他の色々な「平成のネット」らしいコンテンツや文化にも触れていないように思う。でも何やかんやでネットは好きだったし、中学生の時に書かされた自己紹介の紙の「趣味」には「ネット」と書いていた。

 

 今回の記事は死ぬほど面白くなかったと思うので、最後にみんなが大好きなスケベな話でもしよう。

初めてあはっ♡なサイトを見たのは、小4の時である。まだガキだったし、いやらしい関心が強かったわけではなく、「エ口サイトって本当にあるのかな?」という純粋な好奇心で「工ッチ」で検索したのだ。検索するときに「“エ口”って正しい言葉じゃないよな?正しく丁寧な言葉遣いって“工ッチ”だよな?」という、意味不明な上に客観的な知識として間違っている(周知の通り、Hは「変態(Hentai)性欲」の略、エ口はエロティシズム系統の言葉の略であり、系譜が違う言葉である。エしかあってない)判断で検索ワードを選んだことは鮮明に覚えている。出てきたサイトには上半身(ピー)の人が上下に揺れてぷるんぷるんしているGIFがあった。それを見て何かに目覚めた訳ではないが、なにか猛烈にいけいないことをして、いけないものを見ているような気がして、えもいわれぬ“あはれ”を感じたものであ……書いていてオヤジくさくていやになってきた。私のような清楚な若者が書く文章ではない。

 

†昇天†